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optimus930 300CP chrome(オプティマス930クローム)

オプティマス930 300CPの紹介

optimus930 300CP


optimus930はその曲線美と使いやすい大きさ・明るさ、ペトロマックス系では形も珍しいので、ハマった人なら欲しくなり、さらに沼にハマる一品です。

冷静に見るとコールマンに似ているんですけどね。

年代は90年代前半くらいまでは生産されていたのかな? そこまで古いわけではありませんがもちろん今はもう入手できません。

名称に300CPとあるのは、初期のレア物である350CP表記のものが存在するので一応つけておくって所でしょうか。 200CP相当のランタンなのに、何故、タンクにババーンと「300CP」と書いてあるのかは謎です。 最大300CPの明るさ!みたく、見栄張ったんですかね。

タンクに300CPとありますが、ニップルは200CP用の物が最初はついており、200~250CPのランタンとみてよいでしょう。

ノズルも200/250CP用の物が標準装備。ヴァポライザーも350cp用に比べると短くオプティマス1200と同じ大きさ。

オプティマス200や1200と同じ200~250CPのランタンです。 マントルは250CP以上のを使いましょう。

パーツ・メンテナンス


バラした時はこんな感じ。 構造は1200やペトロマックスなどとは違います。 あ、これはフレームにプレヒートカップが無かったのですが、くっついているのが正常です。 1200のようにタンク中央から伸びるパターンではなく、1200Aや現行のペトロマックスのような構造です。(つまみが回転し続ける)


カラーがあってその上に丸いフレームを乗せる・・この辺がコールマン200Aと似ています。


ヴァポライザーにoptimusとswedenの刻印あり。 1200や200と見た目は同じですが、海外のスペアパーツを販売しているサイトでは200・1200とは別のタイプとして売られていましたので流用できないのかも。


ミキシングチューブにも刻印


つまみ(バルブホイール)が小さいのが特徴です。


一般的な300CPバージョンはトップのこの部分が外れます。


ズボっとハメて


トップをハメて、隙間から一気にベイルを穴に通します。


フィラーキャップのゴムパッキンは、18mm~19mmくらいと内径が10mm弱


1200のもハマります。だからどうしたって感じですが。


ベイル(ハンドル)はこう。 これをちょっぴり強引に広げて穴に通す。 これがちと面倒くさい。

オプションのガラスハンドル


optimus930はオプションでガラスハンドルというのがあります。 小さいのでテーブル用として使いやすいようになのか、ベイルの取り付けが面倒だからか。


時計のバンドのようになっていて取り外しが出来ます。


ガラスハンドルがあるとカッチョよさがアップしますね

大きさもちょうどいい


optimus930は、高さ32㎝の中型ランタン。 小さく感じますが背の高さはoptimus1200(右)とほとんど変わらないです。 明るさも1200やペトロマックス等の250CPランタンと同等ですので愛おしいやつです。 左が350CPのバタフライ。500HKのペトロマックス等と同じ大きさ。

丸いグローブが本当にたまらんです。

グラス(グローブ)のオリジナルは


グラスは、このschott社のmade in germany表記と反対側がオプティマスのロゴになっているものが一番流通していると思います。 このグラス自体がリペアパーツとして販売されていたのでこれが圧倒的に多い。

これのmade in west geramanyバージョンもあり、年代的にはwest表記アリがオリジナルなのかもしれませんね。丸いから割れやすいし。


フロストグラスのロゴ入りの方。 930はフロストガラスだとカッチョよさが倍増します。 なかなか見かけない。


ちなみにこれはmade in west geramanyなのですが、反対側にオプティマスのロゴが無いです。 optimus1200Mのフロストグラスバージョンと同じパターンです。

そして1200M同様、80%フロストグラスも存在しますが、これはブラスのみの仕様かもしれません。幻レベルです。


個人的に気に入っているのが、純正のグラスは外に持っていくと割れたら嫌だなって事でコールマン200A用のグラスがジャストフィットするので、シーズンズランタン用のグラスでカスタムする事です。 むしろこっちの方がカッチョいい。

ちなみに200や1200の大きさのグラス(丸くないやつ)もジャストフィットします。


お気に入りのランタンになる事、間違いなしです。 ちなみにこれが350CPバージョン。カラーの部分の穴やプレヒートカップの形状、つまみ、トップが外れない等違う所が沢山ありますのでそれは350CPの紹介記事で。

正面・つまみ位置はoptimusの後半くらいか


ビンテージのケロシンランタンを手にして、結構写真を参考にするのが、「どこが正面なん?」って事だったりしませんか?

optimus930は他の画像も参考にしましたが、この辺が良好かと思われます「MUS」くらい。 オリジナルBOXにも画像がありますしね。

ヘッドはブラスじゃなく焼けがち


ヘッドはブラスではなく徐々に焼けてこれまた何とも言えない色合いになります(いい意味で)

右のように完全に銀色をしている場合はかなり使用回数が少ない・もしくは炎上が少なく大事に使われていたと判断してよいでしょう。

真鍮(ブラス)バージョンの方はこの部分もブラスなので磨くと光るかもしれませんが、クロームの方は焼きついた色は取れません。多分。

クロームメッキバージョンでもこの部分がブラスのってあるんですかね。 350CP含めて割とたくさんいじりましたが、どれもブラスではありませんでした。

オリジナルボックス


オリジナルのボックスです。

optimus930の他の種類は?


※写真は初期の350CPバージョン

optimus930の種類は、大きく分けると

・クロームの300CPバージョン(一番よく見かける)
・クロームの350CPバージョン(初期のレア物)
・ブラスの300CPバージョン(レア物だし人気)
・ブラスの350CPバージョン(超レア物)

の4種で、これにどのグローブが付いているか?

・フロスト80%クリア20%のやつ(激レア・激人気)
・フロストのmade in west germany(超レア物)
・フロストのロゴ入り(レア物)
・クリーンのmade in west germany(レア物)
・純正のオプティマスのロゴ入りのヤツ(普通)
・社外品(コールマン200A用で代用など)

で、かなり価値が変わってきます。 350CPは細かいパーツが違い、時期によっては300CPのが混合していたりで奥深いです。

真鍮で、上80%がフロスト・下20%が透明になってるグラスで、オプションのシェード(ギンガムチェックの布のヤツ)とガラスのバーがあって未使用でオリジナルBOX付きの未使用品というのが超コレクターズアイテムが今ヤフオクで17万円くらいで出ていますが、これ値としては安いんじゃないか?って思うくらいです。

optimus930まとめ・感想


radius119や100CPの小型ランタン、radius143等も手に取ってみましたが、個人的に一番愛おしいのがoptimsu930です。 キャンプで使用するならこれですね。 多くの人が目標にする、930のブラス(真鍮)が当然欲しくなるわけですが、貴重すぎて手にしてもキャンプではもったいなくて使えないかもしれません(^^;)

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optimus930 350CP (オプティマス930-350CP)300CPとの違い

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