Radius No.143
RadiusNO.143の詳細
Radius143は、スゥエーデンのケロシンランタン。 Radiusといえば、クックトップの119等が人気で、ストーヴもNO.21が有名ですね。
こちらのランタンは、下のタンクがRadius21(ストーブ)のタンクとなっているケロシンランタンで、ケロシンコレクターの間では人気ランキングトップ3に入りそうな激レアなブツです。
状態の良い美品を求めると、10万どころか20万・・うん十万・・というブツなので程よい状態のものをゲットしました。それでも競りに競って高かったですけどね・・・
ちなみに、Radius143の下に搭載している21のタンクはクロームメッキの物が一般的ですが、こちらはブラスで一緒にストーブの部品や缶も付いてきたのでタンクだけ取り換えたのかもしれませんね。
パーツの共通性はあるのか?メンテナンス
Radius143は、形こそ独特ですが、
・グラスのサイズはOptimus200等と同じサイズ
・ノズルもoptimus200等と同じ、200~250CP用の。マントルも同じ。
・ニップルとクリーニングニードルは119と共通のようなので(ヤフオクで「Radius ラジウス ランタン 119/28&119/87 ニップル&ニードル / No.115, 143 にも」という商品が出ていたので)
・ストーブ部分のタンクのパーツは簡単に揃えられる
つまり、パーツの流用性が何十年も経った今でも比較的簡単にメンテナンスが出来るのです。 プレヒートカップはU字のをカポっとはめるだけ。 この写真だとノズルとクリーニングニードルが欠けてます。
必要な工具も少ないです。
その他のギャラリー
取っ手の部分(ハンドル)が独特ですし、西洋の騎士・・ロビンマスクっぽい頭ですね。
ハンドルの形状はこんな感じ。 これは経年劣化でこんなになったのか、それとも自作されたものなのか・・歴史を感じることは確かです。
戦前のビンテージランタンによく見られた厚紙っぽい、バルブホイール。
うーん、見づらい・・・ここにニップルがあるんです。 で、この上の部分外し方が分からず外せていません。 外さないとニップル交換出来ないです。
上部がコチラ。 ココの金属部分にノズルを取り付けます。 ノズルつけて写真撮るの忘れてた。 こう見てみるとシンプルな作りなんですよね。
タンクの方のメンテとして、NRVとキャップのゴム交換したらあとやれる事って、ニップル交換くらいじゃないですか。
ストーヴが一緒についてきました。 なので昼はストーブ・夜はランタンとしても使えます。
グラスのオリジナルは?
Radius143のグラスとしてよく見かけるグラスです。 オリジナルと思われます。 サイズは先ほども書きましたがOptimus200等と同じなので割れても調達出来ますね。 こちらはRADIUSのロゴがあります。
反対側がこれなんですけどこの写真だと分かりづらいかな・・ローソクに火をともしているような手のイラストがあります。
これ。 数字があります。
ちなみに、以前やり取りをしたコレクター様も143を入手したとの事で、こんなグラスだったとお写真をいただいたのがコチラ。 雲母グラスってやつですかね? めちゃくちゃ状態いいですよね。 隣りの缶もめちゃ綺麗だし、とてつもない美品なのでは・・? ドキドキしますね。
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