HASAG351L
HASAG 351L
ドイツのケロシンランタン。 HASAG351L 300~350CP
一応、毎回書きますが、HASAG→MEWA→BATとブランドが継承されていて仲間です。 でも案外HASAGが一番見かけるような気もしますね。
こちらはブルガリアの人が近くの軍基地に行ってバザーとかやってるんですかね? そこで買い付けてきたよっていうのが出所なのでコレクターの手で手を加えたとかって感じの代物ではなく、当時のまま流出したものだとは思います。
351Lってプレートが付いているのをよく見かけるのですがコチラはありません。 最初プレートが外れただけかと思っていたのですがこの他に3つくらい所持していてどれもついていないし痕もないので、これはこれってものなのかなと。
HASAGは、RADIUS119に似ています。 トップのネジにある三角のフリーメイソン的なやつがマークの特徴。これが入ってるグラスもあるんですよ。
グラスにはHASAGのロゴ(三角マークが入ってる)などが無いものが手元にあります。 特徴は、よりによってこの写真分かりづらいですが、プレヒート用の穴の開いたグラスであるという点ですね。 この穴がある無しで多少は変わってきます。
どかんとHASAGのロゴ。 HASAGはオプティマス等のスゥエーデン系と違って品番を書かないですよね。 クロームメッキにあまり傷がついておらず非常に綺麗なタンクです。 これがステッカーのものもよく見かけますよね。
ニップルは119と似ていますが、さらに細いので流用が出来ません。 ヴァヴォライザーがストレートなのでガソリンという話です。ヤフオクにケロシンランタンとして出品したら指摘されて恥かきました(笑) これより使用感がある個体をメンテして点火させるもすぐに消えてしまったのは、灯油で試したからなのかも。 また試してみようっと。
ペトロマックスやオプティマス等のニップルも使えず、HASAGのニップルは新品で買うのが非常に困難なので今あるこいつを何とかした方が手っ取り早い。(穴が大きければ何とか小さくする) ちなみにここが三角錐みたいな形状のものもあります。 これはこれで今度アップしますが外観がほとんど変わらないんですよね。
バルブホイールは中央凹みのオプティマスの古いのに似てるけどとんがりがこっちの方が細長いような気も。
マノメーターが綺麗でカッコイイ。
勝手なイメージですが無骨な感じがするんですよね。 重さは一緒だけど重いみたいな。 フィラーキャップは古いペトロマックスと同じなのでドイツぽさを感じます。 ポンプ部分の形状も特別な事はありません。
組み立て・形はRadius119と同じようなもので、注目はこのプレヒートカップにカブさったやつ!
これがある事で、何とも綺麗な青い炎で効率よくプレヒート出来るわけなのです。 これは美しい。 単にアルコール入れて火をつけただけなんですけどね。
オプティマスやペトロマックスはただのカップなので炎がヴァヴォライザー以外の所に逃げるけど、これは直撃で美しい!
RADIUS119と比較
大きさや形状はさほど変わりませんが、タンクの形が全然違います。 HASAGは丸っこい。 こうしてみるとHASAG、ヤバカッコよくない?ってなりませんか?
HASAG 351Lの感想や価値など
ケロシンランタンに興味を持ったら、そのうちたどり着くHASAG。 武骨でレア物でカッコイイ・・けど交換用パーツの流出が少なくて苦労しそうだな・・え、ガソリンなの? 灯油にこだわっていたけれど、むしろ炎上しづらくていいんじゃない?
そんなヤツですね。 まあ交換用パーツといってもノズルは共通ですしニップルくらいなのかな。
なにせ形状がカッコイイですよね。 バランスがイイ。 radius119のようなタンクが平べったいシリーズもいいんだけど、それに慣れると今度はこの背丈でこの丸みを帯びたタンクのバランスがたまらんくなります。 実際、ヤフオクで写真が出てると一目でカッケー!ってなりますから。
これがキャンプで点灯していたら話しかけちゃいますね。
相場はだいたい4万円~くらいかな。 古い物なので状態によりけりですね。
コチラで購入できます。
HASAG351L ¥ 64,000
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