Radius108 丸いグラスでOptimus930の前身となった希少モデル
Radius108 をやっと入手しました。 前々から欲しかったのですが日本では1年経っても出てこないし海外オークションは世界のコレクターと競るから日本よりもむしろ相場が高く、なかなか手が出ない一品でした。
Radius108の形は、Optimus930に似ていますが、それよりも前に少しだけ製造されていたもののようです。
Radius108の方が背が高くてスマートに感じます。
スウェーデンのRadius社の250CPのケロシンランタンです。(タンクには300CPって書いてあるけど、まあその辺はどっちでもいいよね)
Radius 108は引き継がれ、Optus companysの930モデルに対する答えは102となり、
かなり異なって見えますが、108はより背が高いものです。
1956年から1962年の間に製造された300Cpの灯油ランタン。
海外フォーラムの情報を直訳するとこんな感じ。 56年~62年という短い時期で、かつ古いのでなかなか見かけない。
入手困難で、かつ人気もあるモデルの一つで、ケロシンランタン格付けランキングをつけたらトップ10には入るでしょうね。 これのブラスが存在するのでそっちはヤバい。 とてもじゃないけど手に入らない・・ 最低10万はします。
Radius108のパーツ紹介
Optimus930とそっくりと言われていますが、バラすと結構違います。 グラスが同じサイズというのは大きな共通点ですが、それ以外は250CPの他のランタンでも使いまわせる部分だけで、他のパーツはオリジナリティが高く930のを流用するって感じでもありません。フレームも違う。
入手時にセラミックノズルがついていなかったので別の250CPのを使いました。
フィラーキャップのゴムパッキンも少し大きめ。 外径20mm、内径10mmくらい。
ヴァポライザーには、Made in sweden RADIUS と刻印がありました。
気持ちフレームが斜めになっていますし、全体的に汚かったのでメンテは厄介そうだな、面倒だから点灯未確認でオークションに出しちゃおうかなと思っていましたが、清掃したら意外と綺麗になったので、NRV交換・ゴムパッキン交換して点灯させてみたら、調子よく点灯。 これで炎上するとしたら、後交換できるのってニップルくらいなので、それもすぐ手に入るし、やっぱり250CPのサイズだと点灯は楽ですね。
その他のギャラリー
プレヒートカップの部分が穴が空いていてパコっと設置できます。これで効率よくヴァポライザーに炎を当てることができます。
ヘッドはこうしてみるとOptimus930そのものですが、ちょっと細い。
RadiusNo.108 300CPとあります。 この表記は930のそれに似てますね。 実際200~250CPくらいだし。
フィラーキャップは珍しくペトロマックスのビンテージのランタンについているものに似てる無骨なタイプ。
下のカラー部分が、
こんな風になっているのは珍しい。 丸いグローブに不慣れな会社が作ったからなのかな。
ミキシングチューブ部分を外さないとグラスを装着できません。 これも930とは違います。
グラスのオリジナルは、RADIUSのロゴが入っています。 グラス無しのものでやっと手に入ったのでロゴ無しの930用に売られている物を使用しました。 これはコールマンの丸っこいグラスも共通のサイズで手に入りやすいです。
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