petromax 827 1930年代の初期型モデル
ほい
ペトロマックスの個体や年代のあれこれに関してはコチラにある程度書きましたが、
200CP(200HK)サイズの場合、821が余熱バーナーの無いやつで、827が余熱バーナーがある個体です。
827でも歴史があり、初期の方は余熱バーナーの形や、タンクの表記など、かなりマイナーチェンジされています。
戦前は一回り小さいので「Baby」と呼ばれていて、タンクにはその表記が無いのですが
グラスにBABYの表記があります。 割れやすいグラスが残っているって事が奇跡的ですよね。
という事で参考までに写真を載せておきます。 基本的にはOptimus200等と構造はほぼ一緒。 petromaxはそもそも200HKサイズ自体が珍しいので逆に60年代とか? いつから製造されていないのか定かではありませんが新しめのこのサイズも見かけないです。
これが今回他のと違った赤いレバー。 これって昔のOptimusでもあったような気がします。 かなり古い200とか100とかで見かけたような。
調べていくと、
http://www.dutchie-online.de/sammlung.htm
ここに載っているのとグラス含めて全く一緒だ!となったんですけど、ここにはPetromax 827E って書いてあるんですよね。
なんだ、これは827Eっていうのか? と調べましたが、
https://www.starklicht.com/sammlung-drucklampen-collection-pressure-lamps/petromax/petromax-827-e/
EはEで別でありました。 827Eとプレートに書いてあるからEなんだけど、何のEかは不明という海外フォーラムもありました。 議論していくうちに、「イギリスに輸出するからEなんじゃない?」という説も。
まあ、今回のはEじゃないのでこの話は余談ですが。
60年代のペトロマックスは色んな所にPetromaxとか刻印されていますが、昔のはシンプル。 そのままOptimus200のとか使えそう。
ここにもBABYって書いてあったらよりカッコいいのに。 リトルベイビーの方は刻印されてるんですけどね。
ちなみにブラスっぽく感じますが、経年劣化でブラス地が見えているだけです。 元々はクロームメッキ。
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